「残念ながら、胃がんです。」

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のどの違和感について

去年の12月の中頃、何かを飲み込むとのどに違和感があったので、これは風邪かなと思い葛根湯を飲んでいました。
しかし、その後もそこからその症状は良くなることも悪化することもなく、小康状態が続いていました。
そうこうしているうちに正月が来て、症状はあるものの気にすることもなくなっていたのですが、1月中頃に熱が出て2日間寝込みました。
風邪でした。その時はのどの違和感以上に体がつらかったのでそんな事もわすれていたのですが、風邪が治って数日してものどの違和感は以前と同じように残っていました。
「えっ、これいつからだったかな?」と思い返してみると、一カ月近くこの症状が続いていることに気が付きました。

「これは風邪の初期症状ではないな、もしかして・・・・・ガン?」
「いやいや、そんなことはない」

その問答を一週間くらい繰り返し、やっぱり病院へ行こうと決めました。

まず、どこの病院へ行くべきか?消化器内科か耳鼻咽喉科か?
違和感のある場所は首の付け根から指二本分くらい上の左側、つまり喉頭の下の方、ということは耳鼻咽喉科かな。
ということで地元の耳鼻咽喉科へ行きました。
会社帰りに寄ったため、時間的には診察最終時刻の10分前、すでに患者さんは誰もおらず、私だけの状態でした。

この病院には子供たちは何度も来ているのですが、私は初めてでした。
初診ということで問診票を記入することになったのですが、既往歴の欄に色々と病名があり、該当するところに丸を付けるようになっているのですが「胃がん」という病名がないため、「無し」で提出しようとしたのですが「胃潰瘍」があったので書いておいた方が良いだろうと思い「胃がん」と記入しました。

しばらく待つと名前を呼ばれ、診察室に通されました。
すると先生と看護師さん3人の緊張感がこちらに伝わってくるくらいピリピリした空気感がありました。
「今日一日の診察も終わったなという時にまた風邪の患者か~、と思ったら喉に違和感!胃がん経験者!なんだと~」
っていう感じです。
先生から
「胃がんを経験されているようですがいつですか?」
「その手術の方法は?内視鏡で取っただけ?それとも胃を切りました?」
「逆流性食道炎などの症状はありますか?」
と胃がんの事について矢継ぎ早に質問がありました。

おそらく、その胃がんが転移するがんなのか、そうでないがんなのかを知りたかったのだと思います。
がんの種類は印鑑細胞がん、3年前に手術を行い胃の3分の2を切除、9月の検診では転移はないと診断されていることを伝えました。

では見てみましょうということで鼻から覗いてくれたのですが、やはり見えないので内視鏡を使うことになりました。
鼻と喉から麻酔を行い、直径5mmくらいの管を鼻から喉に入れていきます。
口からの胃カメラと比べたら格段にこちらの方が楽です。
ちょうど、患部あたりに来たところで写真を何枚か撮って終了しました。
その間5分ほどでした。
その様子を録画もしていたようで、その映像を見ながら説明を受けました。

まず、違和感があるのは喉頭の下部の左側ということ。
そこには二つの穴と弁があり、左が口から通った食べ物が食道に流れる入口で、右が空気が通る穴ということでした。
今回違和感があるのは食べ物の通る穴の付近でしたが、そこを内視鏡で見る限り変わった様子はありませんでした。

先生の見解では
「がんや腫瘍はできていない。
違和感があるのが左の穴の付近という事から考えると逆流性食道炎による炎症でしょう。
当面、薬を飲んで逆流性食道炎にならないようにしていれば治まります。」
ということでした。
思い返せば12月の中旬に連日逆流性食道炎になっていたのを思い出しました。

私の場合、逆流性食道炎は月に2,3回しかならないのですが、なった時はのどの下の方が焼けるように痛くなり、のどが締め付けられたような感覚になります。
薬を飲んだりヨーグルトを飲んだりして対処するので、その状態もそんなに長くは続かないのですが、その時に普段使わないのどの筋肉を使っており、逆流性食道炎が治まった後も食べ物を飲み込んだ時にその部分が違和感を感じたのだと思います。
一度違和感に気付くと次から飲み込む時にその部分を意識してしまうので、不自然なのどの使い方になり余計にまた違和感が続くという負の連鎖の状態でした。

今回の診察で不安に感じていたところがすべて解決しました。
その後はのどを意識することもなくなると、のどの違和感も2日で消えていました。

「病は気から」

今回それを改めて実感しました。

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# by nabe_tkm | 2017-02-01 14:58 | 通常生活 | Comments(0)

3年目 胃カメラ検査と結果

CTの次は、なんどやっても苦手な胃カメラです。
順番待ちしている方はほとんど60か70歳以上のようです。
改めて自分が若くして胃がんになったことを再認識しました。
しばらく待つと私の順番になり、内視鏡科の先生から
「去年は結構つらい思いされたみたいですね。できるだけ早く終わるようにしますからね。麻酔のスプレーも1回多めにしときましょう」
と言ってスプレー式の麻酔をもうワンプッシュしてくれました。
なんとなくわかっていましたが私は胃カメラに向いていない体質なんですね。
順番待ちしているときに終わって出てくる人が私みたいに辛がっていないのが不思議だったんです。
でも私が辛がっていたというのが去年の先生から引き継がれているんですね(笑)
今回はいつもの若い男性の看護師さんではなく、年配の女性の看護師さんでした。
動きがきびきびしており、ベテランという感じでした。
いつもの看護師さんは、私が苦しそうにしていると、
「もう少しですからね~、頑張ってくださいね~」
と背中をさすりながらやさしく声をかけてくれました。
今回の看護師さんは終始無言。
背中をさすることも無し。
声掛けは先生がしてくれていました。
でもこれが良かった。
今まで背中をさすられる度にえづいていたので、もしかするとそれが原因か?
とも思っていたこともあり、今回はっきりしました。
背中をさすられなかったらそこまで気持ち悪くない!
先生からも
「今回は比較的楽そうでしたね。麻酔が効いたかな?」
と言っていましたが、
「いやいやちがいます、看護師さんのノータッチがよかったんですよ」
とは言えず、ひとり納得しながら胃カメラが無事終わったのでした。

すべての検査が終わり、後日結果を聞きましたが「問題なし」という事で3年目の検査も無事終わりました。

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# by nabe_tkm | 2016-10-27 17:51 | 通常生活 | Comments(0)

3年目 CTスキャン検査

今日、3年目のCTスキャン検査でした。

今回はその前に血液検査もあったのですが、いつものごとくすごい順番待ち。

その順番を待っていると、ご近所のよく知っている方がご夫婦で血液検査に来られていました。

挨拶をして隣に座ったのですが、こういう場合どうしたものか・・・・・・。

大学病院で、血液検査に来ているということはなにか大きな病気をされたことは想像できます。

私は自分のことを話すのは全然かまわないのですが、聞かれるのを嫌がる方もおられると思うし、

と口をつぐんでいると、相手の方から

「去年胃を切ったんですよ」

と話されました。

そこから話を伺ってみると、胃の噴門側を3分の2切除しており、小腸の一部を切りとって噴門の

代わりに胃の上部に接合する手術を腹腔鏡下で行ったそうです。

私も自分の手術方法についてはいろいろ調べましたが、その時にもあまり見かけなかったので

そんな事ができるのかとびっくりしました。

(この話を聞いてから調べると、再建術と言うみたいですね)

がんの種類も印環細胞がんでステージは1と私と同じ、主治医の名前を聞くとそれも同じ、

がんのできた場所が違うだけでした。

でもその場所が数センチ違うだけでこれだけ手術の方法が違うんですね。

もうすぐ主治医の診察があるのでその時にいろいろ聞いてみようと思います。


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# by nabe_tkm | 2016-09-26 17:41 | 通常生活 | Comments(7)

忘れるという事

先日術後2年半の検査がありました。
検査と言っても血液検査と検尿と問診だけですが。
結果は問題なし。
次の精密検査は9月。
これで3年になります。

最近の私の体調はといいますと、あまり変化がありません。
良くもなってなければ、悪くもならない感じです。
たまに起こる逆流性食道炎。
突発的に起こる便意。
これはいつもと同じ感じで起こります。
でも、食欲はありますし、おいしく食べれます。
1月から4月の間に体重が2キロ太った時期がありました。
体重が62キロで安定してからは体重を計る回数もめっきり減ったのですが、
なんとなく見た目がふっくらしたような気がしたので計ってみると64キロになっていました。
これには少し驚きましたが、翌週計るとまた62キロに戻っていました。
特に食べる量には変化がないのですが・・・・。
あれはいったいなんだったのかよくわかりません。

最近思うのは、胃がんになる前や手術後の事などをいろいろ忘れていることです。
この前は、自分が行った手術の方法「幽門保存胃切除術」という言葉を思い出せませんでした。
歳のせいかもしれませんが、ブログ書いといて良かった(笑)

あと、胃を切る前にはどれくらいの食事量だったのかということは意識しなくなりました。
以前は「前はもっと食べられたのに」「必ず大盛り食べてたのに」など術前と比べて
食事の度にがっかりすることが多かったのですが、それは一切なくなりました。
おそらく忘れてるんだと思います。
そのためか最近は体の回復よりも精神面の回復の方が実感できます。
何年後かには胃がんになった事も忘れる日が来るのでしょうか。

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# by nabe_tkm | 2016-05-07 18:29 | 通常生活 | Comments(2)

あけましておめでとうございます。

術後2年3ヶ月が過ぎました。
去年は転移も再発もなく過ごせて良かったです。
変化といえば、2年を過ぎた頃から短時間に食べられる量がまた増えたように思います。
そして、空腹感も戻ってきました。
1年目は空腹感はほぼありませんでしたので。
もう回復もこれくらいかなと思っていましたが、まだまだ元に戻ろうとしています。
実際胃が大きくなるわけではないですが、大きくなったような感覚になりました。
人間の体ってすごいですね、あらためて感じます。
でも食べ詰まりせずに食べられる量が増えた分、下痢になる頻度が高くなりました。
胃の動きに対して腸の働きが追いついていないのだと思います。
そのあたりは自制していかないといけませんね。

こんな感じで年何回か状況報告していきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。

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# by nabe_tkm | 2016-01-03 18:02 | 通常生活 | Comments(7)

運動会



先日小学生の娘の運動会でした。
術後3回目の運動会です。

2年前の9月は入院中でした。
娘の運動会があるのはわかっていましたが、今年は無理だと思っていました。
ですが、術後自分の体が日に日に回復していくのを実感していると、運動会が見たい
と思う気持ちが強くなっていきました。
そこで先生に、運動会の前日に退院させて欲しいとお願いしました。
結果は退院OK。運動会も「見るのは良いが、出場はダメ」ということでOKでした。
そんな経緯があったので、運動会の時期が来ると退院のころを思い出します。
今年は昼休憩に一度家に戻り、昼寝してると午後1回目の娘の出番に間に合いませんでした。
見れないと思うとどうしても見たくなるけど、見る事ができる状況が当たり前になると気が緩んでしまうんですね。
体も同じで、初心を忘れないようにしたいです。

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# by nabe_tkm | 2015-10-05 11:15 | 通常生活 | Comments(7)

2年目健診 その3

今日、2年目健診の結果を聞きに行ってきました。
ちょうど北斗晶さんのニュースがあったりして、大丈夫と思っていながらもやはりもしかしてという不安もありながら結果を聞きに行きました。
・血液検査問題なし
・胃カメラ問題なし
・CT問題なし
特に異常なしという結果でした。
良かったです。
胃カメラの結果を見ながら先生からこんな事を言われました。
「胃カメラの前日、ご飯は控えめにされました?」
注意書きには前日の18時までに消化の良いものを・・・みたいな事が書かれていたのですが、
その日は18時半頃にとんこつラーメンを1杯食べました。
何かまずかったかな?と思ったのですが、正直にそのまま伝えると、
「胃の残留物が少ないんで、スープくらいにされたのかと思いました。普通に食べてこの状態だと正常に胃は機能していますね。良いことです。」
と言われました。
私の場合幽門を残しているので、幽門がうまく機能していないと食べた物が胃の中に残りがちになるのだと思います。
胃の状態も良好のようで一安心です。
2年目をクリアしたということで、次の健診は半年後になりました。

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# by nabe_tkm | 2015-09-24 11:42 | 通常生活 | Comments(3)

2年目健診 その2

今日は2年目健診の2日目、造影剤を注射しながらのCT検査でした。
これで3回目ですが、これが本当に嫌。
造影剤無しで2回撮影し、その後造影剤の注射をセットし自動で注射しながら撮影します。
この1回目が気持ち悪い。
右手から造影剤が体の中に入り、全身に熱いものが広がっていくのがわかります。
それが結構熱いんです。
「熱くなりますけど心配ないですので~」
とか言われますけど、予想以上に熱いです。
初めての時はそんな経験したこと無いのでびっくりして「無理~~!」って言いそうになりました。
今回は3回目、ある程度予想していましたけど、やっぱり気持ち悪い。
「気持ち悪くなったら言ってくださいね~」
とか言われるけど、何を基準に気持ち悪いと言っていいのかわかりません。
「十分気持ち悪いんですけど・・・・・。」
とか思いながら2回の撮影をやり過ごしました。

これで2年目健診は終了。
あとは結果待ちです。

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# by nabe_tkm | 2015-09-17 23:17 | 通常生活 | Comments(5)

2年目健診 その1

先日2年目健診の1日目、胃カメラ,血液検査,検尿に行ってきました。
1年目の健診よりは不安は少なかったように思います。
それより、胃カメラに対する嫌悪感の方が勝ってました。
どうも苦手なんですよね~、胃カメラ。
何回やっても慣れないです。
皆さんあんな感じなんでしょうか?
私が行っている病院は胃カメラの前に胃の動きを止める注射と胃の中の泡をとる薬を飲んでから
ゼリー状ののどの麻酔を飲みます。この麻酔を一気飲みさせるんです。
会社の保険組合の病院ではそのゼリー状の麻酔を飲む時は、一度全部口に含んでから上を向き、
3分間のどで止めてから飲み込まないといけません。
そうするとしっかりのどに麻酔が効くのです。
でもここの病院は一気飲みさせるんです!意味ないやん!!といつも思いながら飲んでます。
みなさんどうやってますか?
そんな儀式もそこそこに内視鏡検査は容赦なく始まります。
今回はいままでで一番楽でした。
やっている最中はどの先生も同じ感じですが、終わってからがすごい楽でした。
いつもは腸に空気が溜まり、それがとても苦しいんです。
いつも1時間くらいは立ち上がれない感じです。
それが今回はまったくありませんでした。

検査終了後先生から
「見た感じでは問題ありませんでした。」
そんな事が聞けるとは期待していなかったのでびっくりしました。
通常その場で内視鏡科の先生が結果を口にすることは今までなかったので。
とりあえず良かったです。
次は来週、造影剤の注射しながらのCTです。
この造影剤の注射が嫌いなんです。
でも我慢して頑張ります。


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# by nabe_tkm | 2015-09-10 23:35 | 通常生活 | Comments(6)

本当なのか?

先日会社の健康診断がありました。
結果は血圧少し高め。要観察。
その他は概ね良好でした。
体重も61.8kgとあまり変わらず。
体重の減少も落ち着いたと思われます。

今回の話は嫁さんの事です。
去年から、嫁さんも同じように会社の健康診断を受けた帰りに会社の近所の病院で胃カメラを
するようになりました。
去年の結果は
医者「とてもきれいな胃をしている。まったく問題なし。」
嫁「でもよく胃の調子が悪くなるんですが・・・・?」
医者「それはピロリ菌がいないからでしょう」
とのことでした。
今年も同じ病院に胃カメラをお願いしに行くと、
「去年見た限りでは、あなたはとってもきれいな胃をしているので、胃がんにはなりません。
今後一生胃カメラをする必要はないです。どうしてもと言うのならしますけど。」
という事だったので、胃カメラはせずに薬だけもらって帰ってきたそうです。
嫁さん自身は胃カメラをしなくていいのであればラッキーぐらいに思っていたのですが、次第に
「本当なのか?」と思うようになり、私が次に自分の担当医に会う時に聞いてきて来ることにしました。
そして昨日、2年目検査の予約と診察に行った時に先生に聞いてみると
「え~~~、それはない。いくら胃がきれいで、ピロリ菌がいない可能性が高いからって、胃がんの
原因はピロリ菌だけじゃないしね。まあよっぽどきれいな胃してたんだろうけど、胃カメラは3年
に1回くらいにしときはったら。」
とのことで、予想どおりの回答でした。
嫁さんにそれを伝えると、やっぱりねという感じで安心しながらがっかりするという微妙な反応でした。
ちなみに私の担当医は今まで一度も胃カメラを飲んだことがないそうです(笑)


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# by nabe_tkm | 2015-07-24 11:36 | 通常生活 | Comments(4)

術後1年6ヶ月

先日今年初めての検診に行ってきました。
これで術後1年半になります。
体重も変わらず、手術前に比べると7kg減の63kg。
ここから減りもしなければ増えもしない感じです。
体調も悪くありません。
今回は血液検査だけでしたが、「異常なし、いたって健康」らしいです。
私のような場合(印環細胞がん/腹腔鏡下幽門保存胃切除術で3分の2切除)の場合、
術後の経過はみなさんこんな感じですか?
と主治医に聞くと、
「そうでもない。あなたは経過が良好な方です。恐らく、年齢が若いからだと思いますよ。」
ということでした。
40歳を過ぎてからは「老けたな~」と言われることはよくありますが、「若い」と言われ
ることはありません。胃がん患者の中では若い方のようです。
でもここ最近私の周りでも何らかのがんを患っている40代の方の話をよく聞きます。
確実に増えています。
30代では無かったことです。
私ががん経験者だから話してくれたということは大いにあると思いますが、そうなっても
おかしくない年齢になってきたことを実感します。




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# by nabe_tkm | 2015-02-26 15:31 | 通常生活 | Comments(6)

ダンピング症候群 私の場合

胃を切除した方にとっては避けて通れない後遺症の一つです。
私の場合、「幽門保存胃切除術」つまり胃の真ん中を輪切りにしてつなぐ方法で胃の3分の2を切除している
ので、幽門と噴門の両方が残った状態のままソフトボールくらいの大きさの胃になりました。
この場合、理屈上ダンピング症候群は起こらないのではと思っていました。
でも実際には早期は経験ありませんが、後期ダンピング症候群は月に1度くらい発症します。
それも決まって急に下痢をした直後。
どんな状態かというと、下痢をして30分以内くらいに急にお腹が空いたような脱力感が出てきて、ふらふ
らしてきます。
この時点で自分では「あっ、来たな」とわかります。
すぐに糖分の高いものを口に入れればすぐ収まるのですが、それができない状況の時は手が震えてきます。
カードで買物をするのにレジでサインをしようとして、手が震えてまともに字が書けなかった事が2回あります。
これはかなり恥ずかしいです。
最近はスーパーで買い物中に震えてきたので、スーパーで買ったみたらし団子を駐車場の車の中で食べる
とすぐ収まりました。
どうして下痢の直後になるのか?先日主治医に聞きましたが「なんでやろ?」とのことでした。
私の場合症状がそこまで深刻ではないので、気づいた時に甘い物を食べて抑えるという対処療法で
今後も付き合っていかないといけないのかなと思っています。
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# by nabe_tkm | 2014-12-04 10:53 | 通常生活 | Comments(12)

術後1年1ヶ月

胃がんの手術を受けてから、1年が経ちました。

術後は定期的に血液検査や問診は受けていました。
今回は1年と言うことで、CT,胃カメラ,血液検査,検尿などの精密検査を行いました。
先日結果を聞いてきたのですが、「異常なし」ということで一安心です。

普段はあまりがんの転移などは考えもしないのですが、やはり検査後は「大丈夫かな?」とネガティブに考えてしまいます。
あと4年はこれの繰り返しです。
しかたないですね。

最近の体調はというと、体重は62kg前後。これ以上やせることもなさそうです。
2ヶ月前から昔やっていたテニスを始めました。
週1で2時間のスクールに行っているのですが、最初は帰って来てから疲れて倒れこみ、翌日から疲れを
引きずっていたのですが、最近は午前午後でテニスをしても大丈夫なくらいに体力もついてきました。
今まで痩せるのが怖くて運動はほとんどしていなかったのですが、最近はホントに健康的な生活を送っています。

胸焼けや逆流性食道炎もたまにありますが、兆候があるとすぐ薬を飲むようにしています。
でもそれも1週間に1回飲むくらいです。
そうなる時の状況を考えると、ストレスが原因の時が多いのですが、今まで同じようなストレスのかかる状況でも胃の不調を感じたことがありませんでした。
手術前は多分かなり鈍感だったと思います。
手術後はそれが敏感にわかるようになりました。
今はその度に「あ~今まで胃を酷使してたんだなあ」と感じます。
自分はストレスには強いと思っていても、自分の知らないところで泣いている臓器がいるかもしれません。
今後はストレスをどう解消するかが課題かなと思っています。



※初めて当ブログを読まれた方へ
  私の胃がんの症状です。
  
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# by nabe_tkm | 2014-10-12 00:13 | 通常生活 | Comments(6)

術後10ヶ月~11ヶ月目

特に体調に変化はないのですが、病院での診察前に逆流性食道炎に何度かなったので、
薬を出してもらいました。
不思議なもので、出してもらうとピタッと発症しなくなり、ほとんど飲んでいません。
飲むのは会議のあった日だけ。
原因は精神的なものなのか・・・・? よくわかりません。

会社での健康診断もありました。
去年のこの健診の胃部X線検査でガンが発見されました。
あれから1年です。
今回、胃部X線検査はパスしました。理由は9月に病院で術後1年の精密検査があるからです。
他の結果はというと、大きな変化は
体重 -6.3kg
腹囲 -6.7cm
LDL-コレステロール 142→92
その他の数値もすべて基準値以内に入っていました。
痩せたためだと思いますが、手術前より健康体になっていました。

次は術後1年の精密検査。
胃カメラと造影剤を使ったCTを行うようです。
この造影剤の注射が嫌いなんですよね~。
でも頑張ります。






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# by nabe_tkm | 2014-07-13 10:25 | 通常生活 | Comments(2)

術後7ヶ月から9ヶ月目

たまに逆流性食道炎になることがあり、その時は飲むヨーグルトを飲んだりして
しのいでいたのですが、術後7ヶ月が過ぎたくらいに連日発症するようになり、
ヨーグルトだけではやり過ごせず、市販の胃薬を飲むようになりました。
そのころは朝昼毎食後になっていたので、薬も一日2回くらい飲んでいました。
飲むとすぐに治まるので、今後は薬に頼るようにしようと決めました。
そんな感じで2週間くらい過ぎると、また全く発症しなくなりました。
精神的な事が影響しているのか?と思いましたが、今でも仕事的には精神的につ
らい状況が続いているので、それが原因とは思えないのですが今は全くなんとも
ないです。
このまま何もない状態が続いてくれればいいのですが。

体重は63kg~64kgを行ったり来たり。
-7kg~-6kgといったところで、食べる量の割に増えていません。

食べる量は徐々に増えているような気がします。
短時間で食べる量は変わりありません。
牛丼で言えば、牛丼ミニと冷奴でお腹いっぱいといったところです。
でも、話しながら時間を掛けて食べるような時は、相手に気を使わせないくらいには
食べられるようになりました。
1時間半あれば、ビールも生ビール2杯くらいは飲めます。
家でも毎日ビール350ml+日本酒1合ほど飲んでます。

私は腹腔鏡で手術をしたのですが、一番大きな傷でお腹の真ん中辺りに縦に3~4cm
くらいの傷が残っていたのですが、それが1.5~2cmの大きさに小さくなりました。
言わなかったらそんな大手術をしたなんてわからないくらいの傷跡です。
不思議なもんです。












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# by nabe_tkm | 2014-05-19 19:30 | 通常生活 | Comments(0)

会社の健康診断

私の会社の健康診断は、基本的な検査しかしないA検診と成人病検査も含めたB検診
の2つに分かれます。
B検診は希望者のみ。料金は無料です。
去年まではA検診の申し込みも数名いたようですが、今年は全員B検診を受けるという
申請があったようです。しかも有料のオプションまでつけて。
去年の私の病気が大きく影響していると思います。
実際、30歳を超えている数名には成人病検査を受けるよう進めましたので。
その人達に受けない理由を聞いてみると、「バリウムを飲むのが辛そうで嫌だから」
という理由でした。
結構いるんじゃないですかね、これが理由で胃のレントゲン検査を受けない人。
いざがんになるとこんな事では済まないんですけどね。
私の病気がきっかけで、会社のみんなの意識が変わって良かったです。













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# by nabe_tkm | 2014-04-02 11:17 | その他 | Comments(0)

術後6ヶ月から7ヶ月目

手術前にピロリ菌除去のための薬を飲んでおり、手術後3ヶ月位してから尿素呼気試験法による
ピロリ菌があるかないかの検査をしました。
基準は2.5‰(パーミル)以下で陰性。
結果は2.6‰でアウト。
先生からは「どうする?」と言われましたが、
私「もう一回やりますよ」というわけで再度薬を飲みました。
お酒も飲みだしていたので、2週間の禁酒は嫌でしたが頑張りました。
そして再度尿素吸気試験を行い、その結果を6ヶ月の診察時に聞きました。
結果は
先生「お~、0やね。綺麗になくなってる。」
私「0っていうことあるんですか?」
先生「あんまりないね。ほんまかな(笑)まあ、次回胃カメラやった時に細胞もとるから
   その時にも調べましょ。すぐわかるから。」
とうわけで、一応ピロリ菌はなくなったようです。
これをもっと早くやっておけば胃を切る必要もなかったかも・・・・。
やはり、知っておかないと損することも多いです。
子供達には早めに検査させようと思います。

術後6ヶ月を過ぎて体調はいたって良好です。
たまに胸焼けはありますが、ヨーグルトを飲めば治まる程度。
先日は5日間の中国出張にも行って来ました。
中国の我が社のスタッフからは
「中国ではまずそんな早期で発見されないですよ」
と驚かれました。
アテンドした得意先の方も
「え~、6ヶ月で、いいんですか!」
と、そんな感じでした。
自分自身は普通ですし、会社のみんなもいたって普通に接してくれるので、食事の時以外は
自分でも忘れています。



















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# by nabe_tkm | 2014-03-25 10:26 | 通常生活 | Comments(0)

今日の「ごちそうさん」125話

入院中に「あまちゃん」を見てから、「ごちそうさん」も続けて見ているのですが、
今日の話は心に響くものがありました。
今日の話をとても簡単に説明すると、満州へ戦争に行く事になった主人公の旦那さんが
その事を家族に伏せながら、離れて住んでいる息子や娘や妹に最後のお別れをしに行く
話でした。
そして何も知らない奥さんと二人で出かけた帰りに、いつもはつながない手をつなぐ
シーン。
会社の昼休みに見ていたのですが、胃がんの宣告を受けた日のことを思い出して涙が
出そうになりました。
胃がん宣告を受けたその時は、動揺はしましたが冷静に対処ができ、結果的に余命宣
告を受けることはなかったのですが、もし発見が遅れていたら・・・・・・・・・・
そう思うと、胸が詰まる思いでした。

http://video.fc2.com/content/20140228WFrY0dU2/
http://jp.channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=codeno001&prgid=50068159&categid=34402898&page=1&ref=ch&lot=cthum2_1_2






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# by nabe_tkm | 2014-03-01 01:15 | その他 | Comments(3)

術後4ヶ月から6ヶ月目

4ヶ月目を過ぎたあたりから、食べられる量が少し増えてきました。
嫁さんからも、
「もう普通やん」
と言われるくらい。
確実に嫁さんよりは食べてますね。
体重は手術前から-7kg(63kg)で安定しています。
食べる量は増えているのになぜ太らないのか?
いろいろ調べてみると、胃が小さくなった分、胃から出ている消化酵素が出る量も少なくなり、
栄養の吸収率も悪くなっているみたいですね。
これは回復するのかどうかわかりませんが、今のままでいいと思ってます。
あと、今までよくあった逆流性食道炎になる回数が0になりました。
食べる量も増えているのにどうしてでしょうか?
これについては一生つき合っていく病気かなと半分覚悟をしていたのでかなりうれしいです。
まあ、この後またなるかもしれませんけどね。油断禁物です。

痩せて困ったことはなかったのですが、冬になると寒くて困りました。
痩せて筋肉が落ちたためか、この冬は例年以上に寒かったです。
今までタイツは履いていなかったのですが、タイツも必ず履くようになりました。
寸法的には以前履いていたズボンがごそごそになっていたので、タイツを履いて丁度いい感じです。

普段運動は何もやっていませんが、スキーに2回、バスケット(3on3)を1回やりました。
スノーボードでおもいっきり腹ばいにこけた時は傷口が引っ張られてさすがに痛かったですが、
結構激しい動きをしても大丈夫です。

術後5ヶ月間で食べること以外は手術前に戻った気がします。
改めて腹腔鏡下幽門保存胃切除術の効果を実感しています。
当然個人差もありますが、私の年齢や病状,体質に合っていたのだと思います。





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# by nabe_tkm | 2014-02-20 10:36 | 通常生活 | Comments(0)

術後2ヶ月~4ヶ月目

術後2ヶ月後の診察の日、朝から血液検査とピロリ菌がいるかいないかの検査(尿素吸気試験)
を行いました。

胃がんであるとわかった時に、健康診断のときにとった血液を利用して、一度ピロリ菌の検査を行って
おり、その時は基準値10U/ml未満のところ、36U/mlで完全アウト。
その後一週間くらい薬を飲んで除去していました。

血液検査の結果はすぐわかって異常なし。
ピロリ菌の検査結果は次の診察時に聞くことになります。

体重は63Kgを行ったり来たり。
だいたい手術前に比べると-7Kgで安定しています。
先生からは「まだ減るかもね」といわれていましたが、下げ止まりのようです。

この診察時の最後にお酒のことを質問しました。
手術前は毎日ビール1~2缶+焼酎2~3杯くらい飲んでいました。
術後は当然止めていましたし、飲む気にもなりませんでした。
今でもすごく飲みたい気分ではないのですが、飲んでみたいなと思うようになり、
先生の意見を聞いてみたのです。
すると、
「いいよ、べつに。でも、飲みすぎんようにね。まあ、そんなに飲めへんと思うけど。」
というわけで術後3ヶ月目から晴れてお酒解禁です。

少し前からノンアルコールのビール風飲料は飲んでいましたが、本物のビールを
飲むのは2ヶ月半ぶりです。せっかくなのでドライを飲みました。
はっきり言って「苦くてまずい」。
それは胃を切ったからではなく、しばらく飲んでなかったのが原因と思います。
1週間後くらいには美味しく感じるようになりました。
でも、飲む量は減りました。
最初の一口目が美味しいのですが、それを沢山飲むと他のご飯が食べられなくなります。
そのあたりは調節しながら飲んでいます。
ご飯食べ終わる頃に350ml缶の2割位は残っている感じでしょうか。
それでも十分満足感はあります。
そんな飲む必要もないですし、体的にも経済的にも丁度いいような気がします。

傷口はたまにピリピリと痛痒くなるくらいで、大したことはありません。
でも、この2ヶ月目、3ヶ月目くらいというのは結構逆流性食道炎が頻繁に発生し、結構きつかったですね。
渡しの場合は特に会社に出勤している間になりました。
朝食や昼食を食べてから2~3時間後に胃酸が食道から喉の付近まで上がってくる感じ。
そのままほっておくと3時間位続き、結構痛いです。
こんな時、色んな物を飲んだりして痛みを抑えようと試みました。
最終的に良かったのは「明治ブルガリアのむヨーグルト プレーン」これでした。
食道付近が痛くなってくると、コンビニへ行ってこれを買ってきて飲みます。
すると飲んだ次の瞬間から痛みがなくなります。
その後も苦しくなることもありません。
なぜかなと思ったので、主治医に聞くと
「ヨーグルトが炎症を起こしている食道の粘膜に膜を張って痛みを和らげるんでしょう」
と予想通りの答えでした。
ヨーグルトだけに整腸作用もあり、便も快便になります。
それ以降、家でも常備しております。
もし、同じ悩みをお持ちの方がいたら一度試してみてください。













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# by nabe_tkm | 2014-02-10 16:27 | 通常生活 | Comments(0)

術後23日~2ヶ月目

術後23日目から出勤しました。
復帰後の初出勤が全体会議でした。
中間管理職の私は、会議を仕切る立場。
前の1ヶ月間何も仕事をしていない状況で、いきなりギアをトップに入れるような
感じでした。
まあ、それでもなんとかその場はしのぎ、翌日から通常出勤をはじめました。
嫁さんに小さい弁当を作ってもらい、分割食用のおやつなども持って行き、合間に
食べたりしていましたが、やはりそのおやつも最初は良かったんですが次第に飽き
たり、食べる時間がなかったりして食べる回数は減ってきました。

得意先の方々からは「もう復帰して大丈夫なの?」と言う言葉がほとんどでしたが、
体力的には全く問題ありませんでした。

家での食事も嫁さんと同じくらいは食べられるようになり、あまり気を使われなく
なりました。
今まで食べていたのに比べると半分くらいかもしれませんが、十分満足出来る量です。
それくらい食べられるようになると、「もっと食べたい」というストレスはなくなりました。

体の状況は、食べ詰まりがするだけで特に大変なことはありません。
ただ数回後期ダンピング症候群かな?と思うような症状はありました。
それは食べてから3~4時間してから、急に手が震えてきて血糖値が下がったよう
になり、その震えは甘い物やおやつを食べると収まりました。
最初は驚きましたが何度か経験すると対応に慣れてきて、初期症状が出た時点でチ
ョコレートを食べたり、ココアを飲んだりして対応しました。
下痢は病気になる前から良くなっていたので、手術をしたから回数が増えたとも思
いません。
逆に便秘ぎみになったくらいです。

この1ヶ月は食べられる量も増え、特に回復を実感した1ヶ月でした。



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# by nabe_tkm | 2014-01-22 13:30 | 通常生活 | Comments(0)

術後10日~22日(自宅療養2週間)

「退院後、何日間自宅療養するのか?」

これはには少し悩みました。

体のことを考えるとできるだけ長く休みたい。
仕事のことを考えると早く戻った方がいい。

先生に聞くと、
「回復も個人差があるし、仕事の内容もそれぞれバラバラ。一概に何日は絶対休みなさいとは言えませんね。
肉体労働の方に退院後から働けと言っても体が動かへんし、事務職だったら翌日からでも可能やしね。」

ごもっとも。
私としては「1ヶ月は絶対休みなさい!」という言葉を期待してたと思います。
その方が踏ん切りがつくから。

2週間後に仕事上絶対出社しないといけない日が1日あったので、その日にどうするか考える。
「とりあえず2週間は自宅療養で休みます」
ということで会社にも報告して休みました。
入院前の最終日に、自宅でも仕事ができるようにメモリーにデータをコピーしましたが、それを会社にわすれてきてしまいました。
それもあってか、いざ自宅療養に入ると仕事のスイッチは一度も入りませんでした(笑)

では自宅療養中何をしていたかというと、「主には食べることのリハビリ」「体力の回復」です。
食事については奥さんがかなり気を使っていろいろ工夫して作ってくれました。
これは食べてはいけないという制約はないのですが、食べるとあとで苦しくなるような物は避けました。
生物や揚げ物は避けてましたが、油ののったサバや鮭もあとで苦しかったですね。
よく噛んで食べることを心がけていたので、うどんを食べるのが苦痛になりました。
うどんってあまり噛まずにのどごしで味わうものなんで、うどんを粉々になるまで噛んでるのが苦痛であまり食べなくなりました。
逆に噛めば噛むほど味わいの出てくるパンなどは、以前にも増して好きになりました。
奥さんがパンを焼く人なんで、それはお互い良かったです。

術後10日から22日まではどんな食生活かというと、ご飯はお茶碗に半分くらい、おかずは少しだけ。
一般的な定食の3分の1くらいでしょうか。
これだけでもかなりお腹は苦しい感じです。
幽門を残しているので、食べ詰まりになっているのがすごくわかります。
胃に入っているものが腸へ流れて行くと楽になるのですが、それには1時間半ほどかかりました。
おなかがすいたという感覚もあまりないので、落ち着いたところで間食。
ラスクやクッキー、ビスケット、チョコレートなどを食べてました。
最初はそれも良かったのですが、飽きてきますので、後半はパンなどが多かったです。
お酒は禁酒です。
というか、呑みたいという気持ちにならなかったです。
今から思うと本調子ではなかったんでしょうね。
でもダンピング症候群や、食べたものをもどしたりすることもなくすごせました。
これは噴門と幽門を残しているおかげだと思います。

そして、消化の促進と体力回復のためにウォーキングをはじめました。
最初は1kmくらいを夕食前に歩いていました。
後半は30分位歩いて折り返すという事を繰り返していたら、1時間で5~6km歩いていました。
歩くのはいいのですが、小走りに走ると胃液が逆流してきて食道のあたりが焼けつくように痛くなります。
激しい運動はするなという合図だったのかもしれません。
毎日家の周りを歩いていても飽きてくるので、いろんなところに出かけました。


大神神社

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甘樫の丘

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曽爾高原

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長谷寺

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銀閣寺

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こんな感じで、老後のような生活を送っていました。

そして術後21日目、術後初の診察です。
今回は、血液検査と切除した胃やリンパ節の生検結果の報告がありました。
結果は血液検査異常なし。生検の結果も転移は無しということでした。
「今までの実績から言っても、ほぼ完治と言っていいでしょう」
と先生から言ってもらえました。
これから5年間の病院通いは続きますが、これで一安心です。

「早期発見」

本当にこれにつきます。
胃がんは特にそう思います。
見つけてくれた健康診断の先生に感謝です。

体力的には戻ってきておりましたので、翌日から通常通り出勤することにしました。
というわけで、術後22日、退院後13日で出社です。
これが早いのかどうかわかりませんが、自分的には十分休めたと思います。


つづく。
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# by nabe_tkm | 2013-12-09 11:16 | 自宅療養 | Comments(2)

術後10日目(運動会)

今日は娘の運動会。
なんとか間に合って良かったです。

前日の夜は家で退院後初めての夕食をしました。
病院では出されている物を一人で食べていると、あまり気にならないのですが、自宅で家族と一緒に大皿に入った料理を取りながら食べると、自分の食べている量が以前より大幅に減っていることを実感します。
今まで家族の中では一番大食いだった私が、息子(中1)娘(小3)よりも食べる量が断然少ないのですから。
退院後すぐはよく食べる息子達につられてついつい食べ過ぎる事がありました。
そんな時当然苦しくなるのですが、それも急にやってきます。
すでに結構苦しいのですが、最後1つだけ食べようと口に入れるとそこから急激に苦しくなる。
そんな感じです。
私の場合、幽門保存胃切除術と言って胃と腸につながる幽門というところを残しているので、それがまだ正しく機能しておらず、食べても閉まったままになっている時は通常の3分の1しかない胃はすぐにいっぱいになってしまいます。
時間が経てば幽門も開いて胃の中の物が腸に流れて行き、楽になっていきます。
退院後は食べたい欲求を我慢するのが大変でした。

運動会はというと、天気に恵まれ晴天で暑いくらいでした。
お昼休憩では一度家に帰って食事し休みましたが、そんなに疲れることもなく最後まで見届けました。

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# by nabe_tkm | 2013-10-26 16:58 | 自宅療養 | Comments(0)

術後9日目 (退院)

いよいよ今日は退院です。

退院の日の朝焼け

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朝、栄養士さんから退院後の食事についての指導がありました。
まだ20代くらいの若い栄養士さんでした。
一通り説明があり、いろいろ話しましたが言われたのが、
「術後9日で退院は非常に早い」
「自分が対面した患者さんの中で1番若い」
ということでした。
20代の人に若いと言われるのも変な感じですが、その栄養士さんが受け持った患者さんはほとんど60後半以上の方だそうです。
先生からは「40代でも沢山いてますよ」と聞いていましたが、割合としてはかなり少ないんでしょうね。
実際病棟では私より若い人は見ませんでしたし、ほとんど70歳以上の方でした。

退院時、お世話になった看護師の方たちにお礼のお菓子を渡すつもりで準備していたのですが、どうも規則で決まっているようで受け取ってくれませんでした。
最近きっちりしているみたいですね。

お世話になった病院を出て家に向かいます。
お昼時でしたので、帰りに嫁さんと退院祝いのランチに向かいました。
久々の外食。少しつまんだ程度ですが美味しかったです。
術後9日でこんな料理を食べれるようになるとは思ってもみませんでしたが、やはり量は全然食べられません。
この半分以上残したかな?
残した料理は持って帰らせてもらいました。

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退院後は体の様子を見ながら当分自宅療養します。
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# by nabe_tkm | 2013-10-26 11:29 | 入院中 | Comments(0)

術後8日目

食べられる量はあまり変わってません。
退院を翌日に控え、もっと食べたいと気持ちは焦りますが、看護婦さんから

「無理して食べずに残してください」

と言われて入院最後の夕食もおいしかったけど2割は残しました。
この日の体重は65kg。
5kg落ちました。

鯛の煮つけがおいしかったなぁ。

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点滴がとれた頃には6Fにある病棟から1Fまで階段を下りてまた階段を上がってきたり、1日2往復くらいしていました。
最初はこれだけでもふくらはぎが筋肉痛になってましたが、この頃にはそれもなくなっていました。
日に日に体力も回復しているのがわかります。
お腹の痛みは腹筋を使ったり、背筋を伸ばすと痛みますが、じっとしていると感じなくなってきました。
痛み止めは術後3日目に切れてから使ってません。

いよいよ明日は待ちに待った退院日です。
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# by nabe_tkm | 2013-10-25 22:08 | 入院中 | Comments(0)

術後7日目

点滴もとれ、お腹の傷も治ってきたのでガーゼもはずしてくれました。
これでシャワーも自由に浴びれます。
こうなってくると、日中が暇で暇で。
この頃からテレビを見たりパソコンを触ったりする元気も出てきたので、パソコンで「あまちゃん」をずっと見ていました。
無線LANをレンタルしていたのですが、病院内はLTEも入ってサクサク見れました。
たしか1日400円くらいだったと思います。
これは準備しておいて良かったですね。

朝の先生の回診時に
「3日後に娘の運動会があるので2日後には退院させてほしい」
とお願いすると、あっさりOK!
でも、絶対出場しないようにと釘刺されました。
出るわけ無いというか出れませんよ(笑)
ゴールが見えると気持ち的にも全然違います。

お昼に献立を見ていると、夕食はなんとカレー。
うれしい反面、まだ無理でしょ~という感じ。
そして夕食になって出てきたのは・・・・・・・。

やっぱり無理ですよね。
っていうか、このメニューでもらっきょなんですね。

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# by nabe_tkm | 2013-10-25 21:51 | 入院中 | Comments(2)

術後6日目

やっと点滴が取れました。
これで体から全ての管が抜けました。
この爽快感はなんとも言えないですね。
最後なので記念に

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これで両手が自由に使える。
着替えも楽になる。
寝返りもうてる。
歩く時に点滴を連れて歩かなくていい。
でも逆に栄養は全て口から採らないといけない。
大丈夫かな~。
とか考えていて思い出したのが、体重。
いったい何キロになってるのか?
入院後は一度も量ってませんでした。

結果は
手術前  70.0kg
術後6日  65.8kg

約4kg減。
見事に落ちてます。
ぽっこり出ていたお腹もスッキリしています。
見た目もスッキリしたように思います。
身長が176cmなので今までの体重がオーバー気味だったので丁度いい感じです。
このままキープできればいいんですが、今の食事量では確実に減るでしょう。
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# by nabe_tkm | 2013-10-17 11:18 | 入院中 | Comments(0)

術後4日目

この日の食事はこんな感じです。
えっ、こんなに食べていいの?というぐらい出ます。
半分は残すように指示されてますが、ついつい苦しくなるまで食べてしまいます。
大体8割くらいでしょうか。


朝ごはん

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おやつ(写真なし)


昼ごはん

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おやつ

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晩ご飯

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おやつ(写真なし)


少し食べると苦しくなって、しばらくするとゲップが出てまた少し食べる。
これの繰り返しです。
何回か繰り返すと、もう無理~という感じで食べれなくなります。
そうすると少し休憩して歩く。
1時間ほどすると楽になる。
こんな感じですね。

点滴はまだつながっており、熱はありませんが汗はよくかいていました。
お腹の痛みはあります。
特に寝返りや起き上がったり、大きく息を吸ったり、咳払いをした時に痛みます。
つまり腹筋を使う時ですね。
病室は4人部屋だったのですが、一人の時はしゃべりませんし、嫁さんが来てくれていた時も周りに気を使って小声でしゃべっていたので、声を出す筋肉が衰えていたのか、なかなか普通に声を出せなかったです。
そういう時は咳払いをしたりするのですが、それもお腹が痛くてできない状況。
この時期はそれが辛かったです。
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# by nabe_tkm | 2013-10-17 10:52 | 入院中 | Comments(0)

術後3日目

術後3日目

朝の検温では36度台まで下がっていました。
やはり熱がないととても体が楽です。
病院の中をできるだけ歩くようにしていました。
おそらく2kmは歩いていると思います。

そしていよいよお昼から食事が始まりました。
栄養は点滴で十分なので、あくまでも食べる練習らしいです。
半分くらいは残すようにと言われました。
でも久しぶりの食事だったので、8割は食べました。

昼ごはん

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昼のおやつ

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晩ごはん

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晩のおやつ

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12時から21時まで3時間おきに食べるので、ずっと食べているような感じです。
お腹の感覚としてはこれの半分も食べれば苦しくなりました。
食べた後はその苦しいのが収まるまで座って待ちます。
幽門も噴門も残した状態で、胃がソフトボールくらいの大きさになっているので、当然少ししか入らないのです。
また、出口である幽門も正常には動かないため、食べ詰まりの状態が起こり満腹というより苦しいと言う感じです。
先生が事前におっしゃってた「びっくりするほど食べられない」というのはこういうことだったんだとわかりました。
食後落ち着いたら歩きに行きました。
そうすると、お腹がグルグルと鳴って動き出すのがわかります。
それが食べた物が噴門から腸に流れて行っているのかどうかわかりませんが、苦しさは和らぎました。
だから食べた後は少し歩くように心がけました。
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# by nabe_tkm | 2013-10-14 20:25 | 入院中 | Comments(0)

術後2日目

術後2日目。

朝の検温ではやはり熱があり、37度後半。
間接が痛いとかはないのですが、とにかく眠い。
先生が回診に来てくれたので、熱の事を話すと、

「熱も出ますよ、胃切ってるんですから。」

そう言われてみればそうですね。
特に薬が出るわけでもありませんでした。

この日も絶食。
水は少しですが飲み始めました。
怖くてごくごくなんて飲めません。舐めるように飲むだけです。

お腹の傷口はまだ自分では見ていません。

その日は1日中汗をかいていました。
何度パジャマを着替えたことか。

そして、午後に尿道カテーテルを抜いてくれました。
抜く前に看護婦さんから

「抜いてからおしっこが出ないようでしたらまた入れますので」

と言われました。
そんなん無理無理。拷問ですやん。
意識のある時にこんなもん入れられるとか無理やわ~。
と心配していましたが、抜く時も「ぞわ~」という感覚だけで、痛みはありませんでした。
その後すぐおしっこも出て一安心。
再び入れられることはありませんでした。

というわけで、夕方にシャワーをあびました。
点滴とお腹の傷口には防水のカバーをしてくれます。
久々のシャワーとても気持ちがいいです。
これだけでもずいぶんと元気になれます。
体から管が抜けるごとに回復していくのがわかります。

しかし夜中も汗をかいては着替えての繰り返しです。
点滴をしながら着替えるのも慣れてきました。

熱を計ると37度台。やはり微熱は続いていました。
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# by nabe_tkm | 2013-10-14 17:26 | 入院中 | Comments(2)