「残念ながら、胃がんです。」

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カテゴリ:入院前( 5 )

手術日決定

9月上旬、担当医が替わり2回目の診察の日。
やっと手術日が決定しました。
6月の後半に健康診断で再検査になり、7月上旬に胃カメラ検査、7月中旬にがん宣告。
そこからすでに1ヶ月半ほど経っています。
どうしてここまで時間がかかるのか、先生に聞きました。
答えは、「ベッドが空いていないのではなくて、手術が込んでいるから」と言う理由でした。
7月8月は夏休みと言うこともあり、学生さんなどの命に係わらない手術を何ヶ月も前から夏休みの間に済ませるために予約が入っているということでした。
だからよっぽど急がないといけない場合を除き、夏休みの期間は手術ができないようです。
あいにく私の状況もそこまで急を要しない状況だったようで、結局手術日は9月の中旬になりました。
私自身は、がんの進行度のわりに切除部分も大きいし、待っている間に多少進行しても大丈夫だろうと思っていましたが、私の状況を知っている周りの人は本人以上に結構やきもきしていたようです。

いよいよ手術日が決定したという事は、この胃とのお別れのカウントダウンが始まります。
再度食べておきたい物を思い浮かべ、悔いのないようにいろんな物を食べました。
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by nabe_tkm | 2013-10-09 15:47 | 入院前 | Comments(0)

担当医師交代と麻酔科の説明

手術方法も決定し、あとは手術を日が決定するのを待つだけとなりました。
その後の診察の日に待合で待っていると、そこにM医師が現れました。

「*nabeさん、外来では私が担当させていただいたんですが、入院後はW先生が担当させてもらうので、隣で待っててください」

え~~。そうなの。また替わるの。
せっかくM先生にお任せする覚悟ができていたのに、また振り出しに戻るわけか。
これも大学病院のジレンマなのか?

しばらく待って、入院後の担当になるW医師の初診察を受けました。
年齢は私より上の40代半ばくらいでしょうか。
はっきりと物を言う方で、数分しか話していませんが信頼できると感じました。
今まででは一番私と合う感じがしました。
まあ、結果オーライで良かったです。

その日のうちに麻酔科の術前説明を受けて欲しいと言われ、その足で麻酔科へ向かいました。
要するに全身麻酔とそのリスクについての説明です。
リスクについては一通りビデオを見ました。
その後麻酔科の医師による今回の全身麻酔の説明がありました。
私はてっきり、硬膜外麻酔を行うのだと思っていたのですが、腹腔鏡下手術では切る部分が少ないので、右手の甲から痛み止めと全身麻酔を行うと説明されました。
というのも、私の周りに硬膜外麻酔の針を刺すのが痛いと言う人が何人かいて、できればやりたくないと思っていたのです。
麻酔科の医師の説明では、
「硬膜外麻酔は背骨の中の脊髄付近に針を刺すのでリスクが高いです。
 避けられるのであれば避けた方がいいです。
 私も20年やっていて失敗はしたこと無いですが、毎回緊張します。」
とのことでした。
術後も手の甲に刺したカテーテルから点滴と痛み止めを入れていき、痛み止めについては痛くなったら自分でボタンを押して注入する仕組みになっていました。
これには私もびっくりしましたが、医師の

「痛みは本人にしかわかりませんのでね」

と言う言葉に「なるほど」と納得してしまいました。
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by nabe_tkm | 2013-10-06 10:19 | 入院前 | Comments(0)

手術方法決定

一通りの検査も終了した8月中旬、消化器外科での診察がありました。
そして、手術の方法が伝えられる日です。

この時点でがんの宣告から1ヶ月以上経っていますので、いろいろ情報を得ていました。
私の希望はできるだけ胃を温存する「幽門保存胃切除術」でした。
やはり術後の後遺症は少ない方がいいからです。
病院のHPを見る限り、何年も前から機能温存手術を推奨しているようでしたし、私のがんの状況からもできるのではないかと期待を寄せていました。
開腹か腹腔鏡かについては、どちらでもいいかという感じでした。
というのも、腹腔鏡手術に対しての不安もありましたし、傷痕が残っても別にかまわないと思っていたからです。

そして、当日が来ました。
M先生から伝えられた言葉は

「胃の中心部分を輪切りにしてつなぐ、幽門保存胃切除術を行いましょう、腹腔鏡で。*nabeさんの場合は転移の可能性もないと思われますし、これから先の生活のことを考えると幽門とそれに係わる迷走神経を残した方がいいと思います。」

まさに希望どおりでした。
でもこの手術もメリットばかりではないと言われました。
というのも幽門を残してはいるが、胃を切る前のように幽門が動かないため、胃から腸に食べた物が流れて行かない、食べ詰まりの症状が長く続くからだそうです。
この症状も、3ヶ月で回復する人もいれば、2,3年かかる人もいるらしく、高齢の方にはお勧めしていないそうでした。

そして腹腔鏡下手術についてですが、もしM先生が

「どちらにしますか?」

と言うような聞き方をしたのであれば、

「開腹で」

と応えていたかもしれませんが、

「腹腔鏡でやりましょう。大丈夫ですよ、ここの病院では昔からやってますから。その方が術後の痛みも少ないです。」

と言い切ってくれたので腹腔鏡下手術に対する不安はなくなりました。

今までのもやもやが吹き飛んだ1日でした。
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by nabe_tkm | 2013-10-04 22:36 | 入院前 | Comments(0)

初めての診察

胃がんの宣告を受けてから大学病院での診察までの1週間、ネットでいろいろ調べました。
するといろんなことがわかりました。
一番安心したのが、
「早期の場合の5年生存率95%」
ということ。
そこからどんな手術の方法があるのか、術後の食生活はどのようになるのか、に関心が移ってゆきます。
まず手術方法、全摘・噴門側切除・幽門側切除もしくは、内視鏡ですむのか?
次に術後は普通に食べられるようになるの?分割食?ダンピング症候群ってなに?
う~ん、自分の場合はどれに当てはまるのか?
などなど、いろいろ考えました。
結果、疑問は医者に聞くとして、今は好きなものを食べて飲んで悔いの無い食生活にしようと思いました。
嫁さんも私のリクエストに応えて、いろいろ作ってくれました。
好きなお酒も止めませんでした。
おかげで悔いのない食生活が送れたと思います。

そして、初めての検診は「消化器内科」でした。
健康診断ではある程度結果は出ているものの、再度手術を行うこの病院で精密検査を行うという説明でした。
この日には、ある程度手術の方針なども聞けるのかと思っていましたが、そうではなく検査をしてみないとわからないの一点張りでした。
今までの経験からでもいいから話してくれることを期待していたのですが、ダメでした。

つづく

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by nabe_tkm | 2013-10-01 10:15 | 入院前 | Comments(0)

健康診断にて発見

2013年6月の中旬に会社の健康診断を受けました。
その1週間後くらいに病院から電話があり。

病院「バリウムの検査結果が出たんですが、
再検査になっていますので、胃カメラの
検査を受けに来てください。」

今までにこんな事が2回あったのですが、2回とも何も無し。
胃カメラも結構苦しいので、やりたくない。

私「もういいですよ。また何も無いと思いますから。」

病院「そう言うわけにいきませんので。」

というようなわけで、後日胃カメラの検査を受けたのでした。

検査の結果胃の中に月のクレーターのような腫瘍が1つ見つかりました。
これが悪性か良性かの検査をするというので、細胞も2ヶ所とって検査は終了しました。
この結果は2週間後に連絡するとの事。
今までの検査ではそんな腫瘍もみつかりませんでしたので、今回は
「もしかして、がんなの?」
と一瞬考えましたが、その後はそんな事も忘れて生活していたのでした。

そして4日後の月曜日。
その病院から会社に電話があり、

「先日の検査結果が出まして、先生がお話したいと事があるとおっしゃってますので、
木曜日にこちらへきてください。」

えっ、結果は2週間後って言ってたのにまだ4日目やで、早くない?
先生が話したいことがあるってなんなの?

この電話で事態を悟りました。

そして当日。

先生「検査の結果、残念ながらがんでした。早期の胃がんですね。
このがんの種類は内視鏡では取れない種類のがんです。
開腹手術になると思いますが、手術すればほぼ治ります。
紹介状を書きますので、どこの病院がいいですか?」

これががんの宣告か~、結構直球で来るなぁ。
と考えながら先生の話を聞いていました。
短い時間でしたが、真っ白になりかける頭の中を必死で正常に戻す。
この繰り返しだったように思います。
何か質問は?という先生の言葉に対し、必死でいろいろ質問をしました。
比較的冷静にいろいろ質問したのですが、何を質問したのか思い出せません。
困ったのが、治療を受ける病院を今決めないといけないということでした。
そんな事まで想定してきてませんので、結局「自宅に近いから」という理由で近くの大学病院に紹介状を書いてもらいました。

病院から会社までの帰り道、嫁さんにLINEで伝えました。

私「早期の胃がんやったわ。 医大に紹介状書いてもらった。
  来週木曜日、最初の問診やって。」

嫁「はい・・・・一緒に行くから」

嫁さんも悟っていたのか、意外と冷静。
でも数時間後に電話した時には泣いていました。


つづく。
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by nabe_tkm | 2013-09-30 16:59 | 入院前 | Comments(0)