「残念ながら、胃がんです。」

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のどの違和感について

去年の12月の中頃、何かを飲み込むとのどに違和感があったので、これは風邪かなと思い葛根湯を飲んでいました。
しかし、その後もそこからその症状は良くなることも悪化することもなく、小康状態が続いていました。
そうこうしているうちに正月が来て、症状はあるものの気にすることもなくなっていたのですが、1月中頃に熱が出て2日間寝込みました。
風邪でした。その時はのどの違和感以上に体がつらかったのでそんな事もわすれていたのですが、風邪が治って数日してものどの違和感は以前と同じように残っていました。
「えっ、これいつからだったかな?」と思い返してみると、一カ月近くこの症状が続いていることに気が付きました。

「これは風邪の初期症状ではないな、もしかして・・・・・ガン?」
「いやいや、そんなことはない」

その問答を一週間くらい繰り返し、やっぱり病院へ行こうと決めました。

まず、どこの病院へ行くべきか?消化器内科か耳鼻咽喉科か?
違和感のある場所は首の付け根から指二本分くらい上の左側、つまり喉頭の下の方、ということは耳鼻咽喉科かな。
ということで地元の耳鼻咽喉科へ行きました。
会社帰りに寄ったため、時間的には診察最終時刻の10分前、すでに患者さんは誰もおらず、私だけの状態でした。

この病院には子供たちは何度も来ているのですが、私は初めてでした。
初診ということで問診票を記入することになったのですが、既往歴の欄に色々と病名があり、該当するところに丸を付けるようになっているのですが「胃がん」という病名がないため、「無し」で提出しようとしたのですが「胃潰瘍」があったので書いておいた方が良いだろうと思い「胃がん」と記入しました。

しばらく待つと名前を呼ばれ、診察室に通されました。
すると先生と看護師さん3人の緊張感がこちらに伝わってくるくらいピリピリした空気感がありました。
「今日一日の診察も終わったなという時にまた風邪の患者か~、と思ったら喉に違和感!胃がん経験者!なんだと~」
っていう感じです。
先生から
「胃がんを経験されているようですがいつですか?」
「その手術の方法は?内視鏡で取っただけ?それとも胃を切りました?」
「逆流性食道炎などの症状はありますか?」
と胃がんの事について矢継ぎ早に質問がありました。

おそらく、その胃がんが転移するがんなのか、そうでないがんなのかを知りたかったのだと思います。
がんの種類は印鑑細胞がん、3年前に手術を行い胃の3分の2を切除、9月の検診では転移はないと診断されていることを伝えました。

では見てみましょうということで鼻から覗いてくれたのですが、やはり見えないので内視鏡を使うことになりました。
鼻と喉から麻酔を行い、直径5mmくらいの管を鼻から喉に入れていきます。
口からの胃カメラと比べたら格段にこちらの方が楽です。
ちょうど、患部あたりに来たところで写真を何枚か撮って終了しました。
その間5分ほどでした。
その様子を録画もしていたようで、その映像を見ながら説明を受けました。

まず、違和感があるのは喉頭の下部の左側ということ。
そこには二つの穴と弁があり、左が口から通った食べ物が食道に流れる入口で、右が空気が通る穴ということでした。
今回違和感があるのは食べ物の通る穴の付近でしたが、そこを内視鏡で見る限り変わった様子はありませんでした。

先生の見解では
「がんや腫瘍はできていない。
違和感があるのが左の穴の付近という事から考えると逆流性食道炎による炎症でしょう。
当面、薬を飲んで逆流性食道炎にならないようにしていれば治まります。」
ということでした。
思い返せば12月の中旬に連日逆流性食道炎になっていたのを思い出しました。

私の場合、逆流性食道炎は月に2,3回しかならないのですが、なった時はのどの下の方が焼けるように痛くなり、のどが締め付けられたような感覚になります。
薬を飲んだりヨーグルトを飲んだりして対処するので、その状態もそんなに長くは続かないのですが、その時に普段使わないのどの筋肉を使っており、逆流性食道炎が治まった後も食べ物を飲み込んだ時にその部分が違和感を感じたのだと思います。
一度違和感に気付くと次から飲み込む時にその部分を意識してしまうので、不自然なのどの使い方になり余計にまた違和感が続くという負の連鎖の状態でした。

今回の診察で不安に感じていたところがすべて解決しました。
その後はのどを意識することもなくなると、のどの違和感も2日で消えていました。

「病は気から」

今回それを改めて実感しました。

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by nabe_tkm | 2017-02-01 14:58 | 通常生活 | Comments(0)

3年目 胃カメラ検査と結果

CTの次は、なんどやっても苦手な胃カメラです。
順番待ちしている方はほとんど60か70歳以上のようです。
改めて自分が若くして胃がんになったことを再認識しました。
しばらく待つと私の順番になり、内視鏡科の先生から
「去年は結構つらい思いされたみたいですね。できるだけ早く終わるようにしますからね。麻酔のスプレーも1回多めにしときましょう」
と言ってスプレー式の麻酔をもうワンプッシュしてくれました。
なんとなくわかっていましたが私は胃カメラに向いていない体質なんですね。
順番待ちしているときに終わって出てくる人が私みたいに辛がっていないのが不思議だったんです。
でも私が辛がっていたというのが去年の先生から引き継がれているんですね(笑)
今回はいつもの若い男性の看護師さんではなく、年配の女性の看護師さんでした。
動きがきびきびしており、ベテランという感じでした。
いつもの看護師さんは、私が苦しそうにしていると、
「もう少しですからね~、頑張ってくださいね~」
と背中をさすりながらやさしく声をかけてくれました。
今回の看護師さんは終始無言。
背中をさすることも無し。
声掛けは先生がしてくれていました。
でもこれが良かった。
今まで背中をさすられる度にえづいていたので、もしかするとそれが原因か?
とも思っていたこともあり、今回はっきりしました。
背中をさすられなかったらそこまで気持ち悪くない!
先生からも
「今回は比較的楽そうでしたね。麻酔が効いたかな?」
と言っていましたが、
「いやいやちがいます、看護師さんのノータッチがよかったんですよ」
とは言えず、ひとり納得しながら胃カメラが無事終わったのでした。

すべての検査が終わり、後日結果を聞きましたが「問題なし」という事で3年目の検査も無事終わりました。

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by nabe_tkm | 2016-10-27 17:51 | 通常生活 | Comments(0)

3年目 CTスキャン検査

今日、3年目のCTスキャン検査でした。

今回はその前に血液検査もあったのですが、いつものごとくすごい順番待ち。

その順番を待っていると、ご近所のよく知っている方がご夫婦で血液検査に来られていました。

挨拶をして隣に座ったのですが、こういう場合どうしたものか・・・・・・。

大学病院で、血液検査に来ているということはなにか大きな病気をされたことは想像できます。

私は自分のことを話すのは全然かまわないのですが、聞かれるのを嫌がる方もおられると思うし、

と口をつぐんでいると、相手の方から

「去年胃を切ったんですよ」

と話されました。

そこから話を伺ってみると、胃の噴門側を3分の2切除しており、小腸の一部を切りとって噴門の

代わりに胃の上部に接合する手術を腹腔鏡下で行ったそうです。

私も自分の手術方法についてはいろいろ調べましたが、その時にもあまり見かけなかったので

そんな事ができるのかとびっくりしました。

(この話を聞いてから調べると、再建術と言うみたいですね)

がんの種類も印環細胞がんでステージは1と私と同じ、主治医の名前を聞くとそれも同じ、

がんのできた場所が違うだけでした。

でもその場所が数センチ違うだけでこれだけ手術の方法が違うんですね。

もうすぐ主治医の診察があるのでその時にいろいろ聞いてみようと思います。


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by nabe_tkm | 2016-09-26 17:41 | 通常生活 | Comments(7)

忘れるという事

先日術後2年半の検査がありました。
検査と言っても血液検査と検尿と問診だけですが。
結果は問題なし。
次の精密検査は9月。
これで3年になります。

最近の私の体調はといいますと、あまり変化がありません。
良くもなってなければ、悪くもならない感じです。
たまに起こる逆流性食道炎。
突発的に起こる便意。
これはいつもと同じ感じで起こります。
でも、食欲はありますし、おいしく食べれます。
1月から4月の間に体重が2キロ太った時期がありました。
体重が62キロで安定してからは体重を計る回数もめっきり減ったのですが、
なんとなく見た目がふっくらしたような気がしたので計ってみると64キロになっていました。
これには少し驚きましたが、翌週計るとまた62キロに戻っていました。
特に食べる量には変化がないのですが・・・・。
あれはいったいなんだったのかよくわかりません。

最近思うのは、胃がんになる前や手術後の事などをいろいろ忘れていることです。
この前は、自分が行った手術の方法「幽門保存胃切除術」という言葉を思い出せませんでした。
歳のせいかもしれませんが、ブログ書いといて良かった(笑)

あと、胃を切る前にはどれくらいの食事量だったのかということは意識しなくなりました。
以前は「前はもっと食べられたのに」「必ず大盛り食べてたのに」など術前と比べて
食事の度にがっかりすることが多かったのですが、それは一切なくなりました。
おそらく忘れてるんだと思います。
そのためか最近は体の回復よりも精神面の回復の方が実感できます。
何年後かには胃がんになった事も忘れる日が来るのでしょうか。

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by nabe_tkm | 2016-05-07 18:29 | 通常生活 | Comments(2)

あけましておめでとうございます。

術後2年3ヶ月が過ぎました。
去年は転移も再発もなく過ごせて良かったです。
変化といえば、2年を過ぎた頃から短時間に食べられる量がまた増えたように思います。
そして、空腹感も戻ってきました。
1年目は空腹感はほぼありませんでしたので。
もう回復もこれくらいかなと思っていましたが、まだまだ元に戻ろうとしています。
実際胃が大きくなるわけではないですが、大きくなったような感覚になりました。
人間の体ってすごいですね、あらためて感じます。
でも食べ詰まりせずに食べられる量が増えた分、下痢になる頻度が高くなりました。
胃の動きに対して腸の働きが追いついていないのだと思います。
そのあたりは自制していかないといけませんね。

こんな感じで年何回か状況報告していきたいと思っています。
今年もよろしくお願いします。

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by nabe_tkm | 2016-01-03 18:02 | 通常生活 | Comments(7)

運動会



先日小学生の娘の運動会でした。
術後3回目の運動会です。

2年前の9月は入院中でした。
娘の運動会があるのはわかっていましたが、今年は無理だと思っていました。
ですが、術後自分の体が日に日に回復していくのを実感していると、運動会が見たい
と思う気持ちが強くなっていきました。
そこで先生に、運動会の前日に退院させて欲しいとお願いしました。
結果は退院OK。運動会も「見るのは良いが、出場はダメ」ということでOKでした。
そんな経緯があったので、運動会の時期が来ると退院のころを思い出します。
今年は昼休憩に一度家に戻り、昼寝してると午後1回目の娘の出番に間に合いませんでした。
見れないと思うとどうしても見たくなるけど、見る事ができる状況が当たり前になると気が緩んでしまうんですね。
体も同じで、初心を忘れないようにしたいです。

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by nabe_tkm | 2015-10-05 11:15 | 通常生活 | Comments(7)

2年目健診 その3

今日、2年目健診の結果を聞きに行ってきました。
ちょうど北斗晶さんのニュースがあったりして、大丈夫と思っていながらもやはりもしかしてという不安もありながら結果を聞きに行きました。
・血液検査問題なし
・胃カメラ問題なし
・CT問題なし
特に異常なしという結果でした。
良かったです。
胃カメラの結果を見ながら先生からこんな事を言われました。
「胃カメラの前日、ご飯は控えめにされました?」
注意書きには前日の18時までに消化の良いものを・・・みたいな事が書かれていたのですが、
その日は18時半頃にとんこつラーメンを1杯食べました。
何かまずかったかな?と思ったのですが、正直にそのまま伝えると、
「胃の残留物が少ないんで、スープくらいにされたのかと思いました。普通に食べてこの状態だと正常に胃は機能していますね。良いことです。」
と言われました。
私の場合幽門を残しているので、幽門がうまく機能していないと食べた物が胃の中に残りがちになるのだと思います。
胃の状態も良好のようで一安心です。
2年目をクリアしたということで、次の健診は半年後になりました。

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by nabe_tkm | 2015-09-24 11:42 | 通常生活 | Comments(3)

2年目健診 その2

今日は2年目健診の2日目、造影剤を注射しながらのCT検査でした。
これで3回目ですが、これが本当に嫌。
造影剤無しで2回撮影し、その後造影剤の注射をセットし自動で注射しながら撮影します。
この1回目が気持ち悪い。
右手から造影剤が体の中に入り、全身に熱いものが広がっていくのがわかります。
それが結構熱いんです。
「熱くなりますけど心配ないですので~」
とか言われますけど、予想以上に熱いです。
初めての時はそんな経験したこと無いのでびっくりして「無理~~!」って言いそうになりました。
今回は3回目、ある程度予想していましたけど、やっぱり気持ち悪い。
「気持ち悪くなったら言ってくださいね~」
とか言われるけど、何を基準に気持ち悪いと言っていいのかわかりません。
「十分気持ち悪いんですけど・・・・・。」
とか思いながら2回の撮影をやり過ごしました。

これで2年目健診は終了。
あとは結果待ちです。

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by nabe_tkm | 2015-09-17 23:17 | 通常生活 | Comments(5)

2年目健診 その1

先日2年目健診の1日目、胃カメラ,血液検査,検尿に行ってきました。
1年目の健診よりは不安は少なかったように思います。
それより、胃カメラに対する嫌悪感の方が勝ってました。
どうも苦手なんですよね~、胃カメラ。
何回やっても慣れないです。
皆さんあんな感じなんでしょうか?
私が行っている病院は胃カメラの前に胃の動きを止める注射と胃の中の泡をとる薬を飲んでから
ゼリー状ののどの麻酔を飲みます。この麻酔を一気飲みさせるんです。
会社の保険組合の病院ではそのゼリー状の麻酔を飲む時は、一度全部口に含んでから上を向き、
3分間のどで止めてから飲み込まないといけません。
そうするとしっかりのどに麻酔が効くのです。
でもここの病院は一気飲みさせるんです!意味ないやん!!といつも思いながら飲んでます。
みなさんどうやってますか?
そんな儀式もそこそこに内視鏡検査は容赦なく始まります。
今回はいままでで一番楽でした。
やっている最中はどの先生も同じ感じですが、終わってからがすごい楽でした。
いつもは腸に空気が溜まり、それがとても苦しいんです。
いつも1時間くらいは立ち上がれない感じです。
それが今回はまったくありませんでした。

検査終了後先生から
「見た感じでは問題ありませんでした。」
そんな事が聞けるとは期待していなかったのでびっくりしました。
通常その場で内視鏡科の先生が結果を口にすることは今までなかったので。
とりあえず良かったです。
次は来週、造影剤の注射しながらのCTです。
この造影剤の注射が嫌いなんです。
でも我慢して頑張ります。


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by nabe_tkm | 2015-09-10 23:35 | 通常生活 | Comments(6)

術後1年6ヶ月

先日今年初めての検診に行ってきました。
これで術後1年半になります。
体重も変わらず、手術前に比べると7kg減の63kg。
ここから減りもしなければ増えもしない感じです。
体調も悪くありません。
今回は血液検査だけでしたが、「異常なし、いたって健康」らしいです。
私のような場合(印環細胞がん/腹腔鏡下幽門保存胃切除術で3分の2切除)の場合、
術後の経過はみなさんこんな感じですか?
と主治医に聞くと、
「そうでもない。あなたは経過が良好な方です。恐らく、年齢が若いからだと思いますよ。」
ということでした。
40歳を過ぎてからは「老けたな~」と言われることはよくありますが、「若い」と言われ
ることはありません。胃がん患者の中では若い方のようです。
でもここ最近私の周りでも何らかのがんを患っている40代の方の話をよく聞きます。
確実に増えています。
30代では無かったことです。
私ががん経験者だから話してくれたということは大いにあると思いますが、そうなっても
おかしくない年齢になってきたことを実感します。




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by nabe_tkm | 2015-02-26 15:31 | 通常生活 | Comments(6)