「残念ながら、胃がんです。」

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手術直後

手術が終わり、ベッドを押されて病棟のナースステーションの横の部屋に移動してきました。
その部屋で嫁さんと顔を合わせ、一言目に

「痛い~」

と小声で言ったそうです。私は覚えていないんですけど。
後日聞いた話では、当初6時間の予定が2時間延びたため、嫁さんも何かあったんじゃないかとかなり心配したそうです。
術後の先生からの説明で、胃の周りのリンパに脂肪が巻いていて、それを傷つけずにリンパを切除するのに時間がかかったということでした。

その後も私が「暑い」「寒い」「痛い」などいろいろ言うので、嫁さんがその晩は泊まってくれました。
全身麻酔の影響もあったのかどうかわかりませんが、寝たり起きたりの繰り返しでした。
その時の私の状況はというと、

鼻には胃までつながったチューブが刺さり、口には酸素マスク、右のお腹にもチューブが刺さり、右手に点滴、そして尿道カテーテル、足にはエアーフットマッサージ。
といった状態でした。
手術前から、この状態がつらいなあと思っていたのですが、正直これをつらいと思うほど余裕もなかったです。

手術の翌朝には、鼻とお腹のチューブは抜いてくれました。
そして酸素とフットマッサージも外れ、自分の部屋に歩いて帰ることになりました。
本当に歩けるの?と思いましたが、歩けました。
痛みは想像していたよりも痛かったですが、行った手術のことを考えるとかなり痛み止めが効いていると思えました。
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by nabe_tkm | 2013-10-09 20:51 | 手術 | Comments(0)

手術前日から手術まで

手術の前日。

午後から麻酔科の担当医、手術中の担当看護師さんなどが明日の説明を行いに来てくれます。
いよいよだなと言う感じです。
夕方には私の両親と嫁さんと4人でW先生からの最後の説明を受けました。
手術は翌日の11時からの予定。
眠れないかなと思いましたが、12時くらいには寝てしまっていました。

手術当日。
6時に起床。
絶食なのですることもなく、時間が来るのを待ちます。
この間に手術着に着替えます。パンツは履いています。
11時過ぎ、看護師さんが車椅子を押してお迎えに来ました。
ここの病院では車椅子で手術室まで行くルールみたいです。
一緒に付き添って来てくれた嫁さんとも手術室の前で別れ、部屋に入りました。
まだここは手術室ではなく、ここで車椅子を乗り換え、暖かいバスタオルをひざにかけてもらい、まだまだ奥に進んで行きます。
いくつかの部屋や廊下を通り過ぎ、私の手術を行う部屋にやってきました。
想像していたよりも広く、近代的な設備の整った無機質な部屋でした。
W先生から
「いよいよですね。頑張りましょか。」
と声を掛けてもらい、先生達はモニターを眺めながら打ち合わせを始めました。
私は手術台の上に自分で上がって仰向けに寝そべり、左手に血圧、右手の甲の血管に麻酔の針を刺します。
私の場合、あまり血管が浮き出ていないので、なかなかうまく刺さりません。
2回くらい刺し直していたでしょうか、結構痛かったですがこれからの手術のことを考えるとあまり気になりませでした。
それでも刺さらなかったので看護師さんが
「針を刺しやすくするためにこれを吸ってください」
と言って酸素マスクのような物を口元に持ってきました。
これは口から吸う麻酔だなと思って吸っていましたが、なかなか落ちません。
うわさでは一瞬で眠くなると聞いていたのにな~と思っていたら落ちてしまいました。

「終わりましたよ~」

誰かの声で目覚めました。
私は押されて移動するベッドの上で手術室の扉を出るところでした。
扉の横からW先生が出てきて

「予定通り終わりました。2時間オーバーしましたけどね。」

私はもうろうとした意識の中で、

「2時間オーバーという事は8時間か。そんなに眠っていたのか。」

とそんな事を考えていました。
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by nabe_tkm | 2013-10-09 16:42 | 手術 | Comments(0)

超音波内視鏡検査

初診から1週間後、内視鏡の検査を受けました。
健康診断で受けたのは俗に言う胃カメラです。
カメラで胃の内部を見て写真を撮ったり細胞を取ったりして検査するわけですが、今回の胃カメラはそれに加えてがんの部分をカメラで見つけ、その浸透度を胃の内部から超音波で計測する検査でした。
要するに胃の中から行うエコー検査です。
「少し時間がかかります」
と聞いていましたが、予想以上に長くつらいものでした。
時間的には1時間弱。
かなり詳しく見ていました。
その間のつらさといったら、今までの胃カメラ経験の中ではダントツでつらかったです。
後半は意識が遠くなっていきました。
意識が朦朧としながらも、先生の言葉を必死で聴いて覚えておこうとしていました。
すると、内視鏡を操作していた医師が看護師さんに、

「○○先生呼んでできて」

と言いました。
これは核心部分にきてるなと思い、必死で耳を傾けていました。
すると、2名の年配の医師がやってきて、

「う~ん、1センチ強。Mやな。」

「ちょっとこれではわかりずらいけど7センチかな。」

と、こんな言葉が耳に入ってきました。
この後細胞を2ヶ所取り、検査は終了。
医師より説明があるのかなと思いきや、

「この結果は消化器内科の方へレポート書いておきますので。」

と言って部屋から出て行きました。
えっ、教えてくれないの!
あくまでも管轄は消化器内科であって、内視鏡科は検査をしただけなので、ここで結論を出せないみたいです。
大学病院のジレンマ。
あの気になる会話の意味が知りたいのに~。
というわけで、自分なりに推測しました。

まず「1センチ強」とは、がんの大きさでしょう。
健康診断時には2cmと言われていたので、小さくて良かったです。

次に「M」とはなにか?
ネットで「胃がん M」で検索すると、下記のような内容が出てきました。

「癌の浸潤が粘膜層内にとどまるものをM癌,粘膜下層に達するものをSM癌,固有筋層に達するものをMP癌,漿膜下層に達するものをSS癌,漿膜に達するもので,他臓器に直接浸潤がみられるものをSI癌,ないものをSE癌と呼ぶ」

粘膜層内でとまっているのか!良かった~。
と言うことは、内視鏡でも手術できるのでは・・・・・。

最後に「7センチ」と言う言葉。
これはがんの場所なのか、他にがん以外の何かがあるのか、わかりませんでした。
結果的にこの7センチがこの後重要になってくるのでした。

つづく

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by nabe_tkm | 2013-10-03 09:21 | 術前検査 | Comments(0)