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「残念ながら、胃がんです。」

igandes.exblog.jp

超音波内視鏡検査

初診から1週間後、内視鏡の検査を受けました。
健康診断で受けたのは俗に言う胃カメラです。
カメラで胃の内部を見て写真を撮ったり細胞を取ったりして検査するわけですが、今回の胃カメラはそれに加えてがんの部分をカメラで見つけ、その浸透度を胃の内部から超音波で計測する検査でした。
要するに胃の中から行うエコー検査です。
「少し時間がかかります」
と聞いていましたが、予想以上に長くつらいものでした。
時間的には1時間弱。
かなり詳しく見ていました。
その間のつらさといったら、今までの胃カメラ経験の中ではダントツでつらかったです。
後半は意識が遠くなっていきました。
意識が朦朧としながらも、先生の言葉を必死で聴いて覚えておこうとしていました。
すると、内視鏡を操作していた医師が看護師さんに、

「○○先生呼んでできて」

と言いました。
これは核心部分にきてるなと思い、必死で耳を傾けていました。
すると、2名の年配の医師がやってきて、

「う~ん、1センチ強。Mやな。」

「ちょっとこれではわかりずらいけど7センチかな。」

と、こんな言葉が耳に入ってきました。
この後細胞を2ヶ所取り、検査は終了。
医師より説明があるのかなと思いきや、

「この結果は消化器内科の方へレポート書いておきますので。」

と言って部屋から出て行きました。
えっ、教えてくれないの!
あくまでも管轄は消化器内科であって、内視鏡科は検査をしただけなので、ここで結論を出せないみたいです。
大学病院のジレンマ。
あの気になる会話の意味が知りたいのに~。
というわけで、自分なりに推測しました。

まず「1センチ強」とは、がんの大きさでしょう。
健康診断時には2cmと言われていたので、小さくて良かったです。

次に「M」とはなにか?
ネットで「胃がん M」で検索すると、下記のような内容が出てきました。

「癌の浸潤が粘膜層内にとどまるものをM癌,粘膜下層に達するものをSM癌,固有筋層に達するものをMP癌,漿膜下層に達するものをSS癌,漿膜に達するもので,他臓器に直接浸潤がみられるものをSI癌,ないものをSE癌と呼ぶ」

粘膜層内でとまっているのか!良かった~。
と言うことは、内視鏡でも手術できるのでは・・・・・。

最後に「7センチ」と言う言葉。
これはがんの場所なのか、他にがん以外の何かがあるのか、わかりませんでした。
結果的にこの7センチがこの後重要になってくるのでした。

つづく

by nabe_tkm | 2013-10-03 09:21 | 術前検査